咳が止まらない強い倦怠感が続いている不眠症になっているこれらは、コロナ感染後の後遺症かも?として上がれている症状の一部です。今回は、一般的に「コロナ後遺症」として起きている症状に関してのメカニズム&原因をお話します。感染後からなんか体調がすぐれない・・・本調子じゃない状態が続いている・・・と感じている読者の皆様は、ぜひ、この先をお読みください。「コロナ」を知る◼ 現状(2022年9月)「新型コロナウイルス」感染が始まって、約3年近くの月日が経ちました・・・現時点での日本国内での陽性者数は、累計で2000万人を超えている状況です。新型コロナウイルスに関する正確なデータに関しては、厚生労働省の提示するデータを使用しております。厚生労働省のページはこちらから症状の程度に差があるかもしれませんが、この記事をお読みの皆さんの中にも、実際に感染された方もいることでしょう。ここ最近では、感染者並びに陽性者に対する規制も緩められているようです。引き続き、感染症対策は必要ですが、発生当時から比べると、国民の感染症に対する対応にも変化が現れつつあります。◼ 後遺症の症状そんな状況の中でここ最近、クリニックに増えているお問合せが、感染後の「後遺症」に関してです。色々と調べてみると、ネット上でもよく検索されているようです。また、行政もこの「コロナ後遺症」に対しての対策を始めています。「コロナ後遺症」と検索すると、下記のような、都道府県・市町村の、コロナ後遺症特設ページが表示されます。検索1ページ目に出てきたページ例:療養終了後も体調が悪い方へ(神奈川県川崎市)新型コロナウイルス感染症の後遺症について (宮崎県)新型コロナウイルス感染症 後遺症診療相談窓口について(福岡県)新型コロナ後遺症について(広島県)新型コロナウイルス感染症の罹患後も続く症状(罹患後症状)(千葉県船橋市)コロナ後遺症の症状:各行政のページ記載の後遺症と思われる症状をまとめると以下となります。全身倦怠感関節痛筋肉痛咳息切れ胸痛記憶障害集中力低下不眠頭痛抑うつ嗅覚障害味覚障害動悸下痢腹痛脱毛上記の症状が思い当たる場合は・・・この先をお読みください。《クリニックでの実際の症状》IMCクリニックに来院された方で、新型コロナに感染したことがある方の、症状をまとめると以下のとおりとなります。陰性反応になったが、なんとなく体調が完璧でない全身倦怠感や疲労感が残っている気がする喉に違和感があると感じる味覚・嗅覚がはっきりしない集中力が続かない気力がわかない記憶力が落ちているまた、上記に書いたようなな症状があるが、「なんとなくおかしい気がするレベルで、本当に診察を受けるべきか迷っていた。」と言われている方が多かったです。もちろん症状には個人差があるので、今、強い倦怠感などが続いている場合は、すぐに診察されることをおすすめします。しかし・・・多くの感染経験者が、陰性になり回復して一安心、でも、言われてみれば、そういえば本調子じゃないかも・・・なんとなく変な感じが続いている・・・と感じているようです。今ここまでお話した内容を読み、心当たりがあるかも・・・という方は、一般的に言われている「後遺症」を発症している可能性があります。◼ 考慮するべきことさて、では原因は何なのか?どうずれば改善できるか?をお話する前に、1つ「考慮すべき」と思うことを記載します。考慮すべきポイントは、後遺症を改善させる為の明確な解決策がまだない事です。話は少しそれますが、同じくコロナワクチン接種に関しても、本当に対応策として正解だったか?と、世界的には議論が広がっています。肯定、否定ではなく、事実としてです。医療現場に対しての声では、「最後はやっぱり心療内科か・・・」などが聞こえて来ます。しかし、医療現場の方々は、最前線の方でも、どこの現場にいても、最善を尽くして、一生懸命対応しております!どこのせいなのか?誰のせいなのか?などの議論のみがすすんでいるのでは?しかし、考慮すべきことは現時点において、この現状に対しての明確な「解決策」がまだないことです。そんな状況ですが、考えられる原因は何なのか?実際のクリニックでの症例も含め、このあとお伝えします。◼ 考えられる原因単刀直入に・・・考えられる原因とは「炎症物質」と呼ばれる物質による仕業です。コロナに限らず、ウイルスや細菌などの感染後、その病原体が体内から消えても、サイトカイン等の炎症物質が体内に残る。そして残った炎症物質により、体内で炎症が続いている。それにより、倦怠感、不眠、味覚障害、記憶障害などを引きを越している可能性があります。下記は大阪大学と日本医療研究開発機構による論文の抜粋となります。参考にしてください。SARS-CoV-2 infection triggers paracrine senescence and leads to a sustained senescence-associated inflammatory response新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染細胞は周囲の非感染細胞に細胞老化を誘導することで炎症反応を持続させる概要抜粋:新型コロナウイルスに感染した細胞が放出するサイトカインによって、周囲の感染していない細胞が細胞老化を起こし、ウイルスが消失した後も長期にわたり老化細胞から炎症性物質が分泌され続けることを見出しました。研究内容抜粋:新型コロナウイルス感染細胞はその殆どが数日以内に死滅しますが、感染細胞が死滅する前に分泌するTNFα等のサイトカインにより非感染細胞が細胞老化を起こし、ウイルス感染細胞が死滅した後も老化細胞がSASPを起こすことで炎症反応が持続することを見出しました。実際に、重篤なCOVID-19の後遺症を発症した患者の肺組織においてもウイルスが消失した後で細胞老化及びSASPが起こっていることが確認されました。つまり、陰性反応が出て、病院で調べて、どこも悪くないと言われていても、実際に体調が良くなっていない「後遺症」と呼ばれる症状の原因は、このようなメカニズムで起きるのです。イメディスでの対策◼ イメディスで出来ることでは、このような状態の方々に対してイメディスでは何が出来るでしょうか?IMCクリニックにおけるイメディス検査では、後遺症と炎症物質に関して検査出来ます。一例ですが、下記のイメージは、イメディスの検査項目の一部です。↓↓↓この画面は、先程の論文でも述べた「炎症物質」を調べる画面の例です。右側の青いハイライトの最後には、論文でも出てきた「TNF alpha」の文字が見えるかと思います。イメディスは、ウイルスなどの感染症の有無だけでなく、それにより発生した炎症物質も調べられます。炎症物質が悪さをしているのか?どの程度の炎症を起こしているか?身体のどの部位に炎症を起こしているのか?をお調べします。◼ 解決策はイメディスの検査にて、今のような原因がわかった場合、周波数トリートメントシャーリックを用いて、炎症を抑える治療を行い、改善を図ります。また、クリニック併設のBRTサロンにて、脳と身体をと整える整体セルフケア指導栄養指導生活習慣アドバイスも同時に受けることも可能です。実際に改善された方も多くいらっしゃいます。心当たりがある方は、IMCクリニックでのご診察をおすすめします。IMCクリニックのページはこちらから診察のご予約はお電話にて:045-341-4603◼ 別の原因の説明コロナ後遺症を疑い、実際に診察に来られた方の中には、まったく違う原因が見つかった!というケースもあります。記事冒頭で述べたような症状が続き、来院されて、詳しく検査した結果、「感染症」が原因の場合があります。その代表的な感染症としては溶連菌LCMウイルスマイコプラズマがあげられます。このマイコプラズマに関しては、慢性疲労症候群の原因は細菌感染?をご参照ください。↓↓↓https://ameblo.jp/imedis/entry-12759143111.html溶連菌、LCMウイルスに関しては、別の記事にてご紹介予定です。《感染症以外の原因??》また、感染症以外ですと、コロナが始まり、ステイホーム等で、運動習慣が減り、食生活が乱れ、自律神経とホルモンバランスが乱れている。というケースもあります。例えば:パソコン、スマホをみる時間が増えて、電磁波による影響を強く受けている。↓結果、ひどい首こり肩こりを引き起こして自律神経の不調をきたしている。というケースです。また注目すべきは、このような環境によりミネラルバランスが崩れることです。特に亜鉛不足が目立ちます!亜鉛が不足すると:元気が出なくなるうつ症状イライラ味覚障害などを引き起こします。コロナ後遺症と亜鉛不足の関連は十分考慮すべきポイントです。コロナ後遺症、コロナ禍の生活の変化、これらが体調不良を引き起こしているかも?健康診断、血液検査は問題なく数値上は健康な状態・・・でも、体調不良が改善されない、「精神的な問題」と感じる・・・このような状況でお悩みの方は、イメディスで原因を見つけることが出来るかもしれません!◼ まとめ体調が優れない状態が続いている身体は動くが本調子ではない仕事がうまくすすまない脱毛症がある などこのような体調不良を感じているのであればコロナ感染後の後遺症なのか?異なる原因(感染症等)の影響なのか?生活習慣によるものなのか?イメディスを用いて明確に出来ます。一度IMCクリニックでの診察をおすすめいたします。IMCクリニック:045−341−4603https://imc-clinic.jp/IMEDIS JAPAN株式会社イメディスジャパン神奈川県横浜市中区花咲町1-18第一測量桜木町ビル6階https://imedis.jp/info@imedis.jp045-315-3200-----